電気とガソリンを併用
もともとハイブリッドとはラテン語の「hybrida(ヒュブリダ)」が語源となっています。これはイノシシとブタを掛けあわせて生まれた動物を指し示すもので、種の違う2つのものを合わせるという意味として使われます。つまりハイブリッド車は、従来のガソリンエンジンと電力で動くモーターの2つの動力を搭載している車という事になります。
2つの動力を併用しますので、ガソリンで動いている場合とモーターで動いている場合、そしてその両方が使われて動いている場合の3パターンに分けられます。
ハイブリッド車は、もっとも適切な動力配分をあらかじめセッティングされておりますので、加速が必要なときにはパワフルなガソリンエンジンがメイン、一定速度を保つときにはモーターがメインと、その動力が細かに制御されます。
できるだけガソリンエンジンを動かさずモーターをメインにすることによって、ガソリンの消費量が減り、燃費の向上に繋がるというわけです。